2013年8月28日水曜日

IO-DATA製NAS、HVL-A/ATシリーズの制約について

ここに書くことは2013年8月27日現在のことであり、既にIO-DATAのサポートには要望を伝えているので、近い将来改善されるものと期待しています。

IO-DATAのHVL-AシリーズHVL-ATシリーズSonyのnasneから自動ダウンロードする機能があり、重宝するわけですが、そこにちょっとした制約があります。

nasneからHD解像度(優先)でダウンロードした場合は問題なく、HVL-A/ATから他のDTCP-IP/DLNA対応NASにムーブすることができますが、SD解像度(優先)でダウンロードしたものは同じHVL-A/ATシリーズにしかムーブできないようです。少なくとも同じIO-DATA製のHDL2-Aシリーズにはムーブできませんでした(ムーブ先候補に出ません)。また、やはりIO-DATA製のRHDM-U500HRでHVL-A/ATからダウンロードムーブしようとするとSD解像度のものを選ぶとダウンロードしようとして失敗します。

このような映像形式によって再生できたりできなかったりというのはDLNAではよくある話なのですが、再生ではなくNAS同士のダビングでも生じるとは思いませんでした。

このような制約があることは説明書などにもなく、その上HVL-A/ATの「コンテンツ操作」画面ではそのコンテンツがHD解像度なのかSD解像度なのかが識別できません(録画時間とデータ量からある程度の推定は可能ですが)。

さすがにこれは使い勝手が悪いので、IO-DATAさんには制約を取り除くか、制約の存在を明記して、かつわかりやすくしてほしい旨の要望をしました。

なお、HVL-A/ATのファームウェアは現時点での最新、1.21です。