2017年1月28日土曜日

FreeBSD11にvirtuoso-7をpkgでインストールしたときのメモ

タイトルどおりのメモです。

詳細なバージョンは以下の通り。

FreeBSD: 11.0-RELEASE-p2
Virtuoso: virtuoso-7.2.4.2_1 (pkgでの名称)

pkg install virtuoso-7.2.4.2_1
でインストール自体は問題なくできるが、実際に起動しようとすると、以下のような設定の調整が必要だった。

 1. /etc/rc.conf.local に設定ファイルの場所も指定する必要があった。標準は相対ディレクトリ指定になっている。
例: virtuoso_config="/usr/local/lib/virtuoso/virtuoso.ini"

2. データベースやログの置き場のディレクトリに virtuoso:virtuoso権限で動くプロセスに書き込み権限を与える必要がある。
例: chgrp virtuoso /usr/local/lib/virtuoso/db && chmod g+w /usr/local/lib/virtuoso/db
(これをしてないと起動した旨 /var/log/messagesに入るけど、実際にはプロセスがなく、エラーメッセージも残らないという羽目に陥るようです。)

3. pkgではvirtuoso.ini を /usr/local/lib/virtuoso/db に置いていますが、設定ファイルでは同じディレクトリにデータベースファイルやログを置くため、書き込み権限を出すから別ディレクトリの方が良いと思います。(私は一つ上のディレクトリにしました。see /etc/rc.conf.local)

以上で、最低限の起動はできますが、当然iniファイルの修正その他は必要ですよね。

PS. これ、pkg作成元に伝えるべきかとも思うけど、個人的にはこのぐらいの手当てが自分でできない人がサーバ運用することには疑問があるので、メモを書いとくだけにします:-)