2012年10月8日月曜日

ゼンハイザーRS180雑感

というわけで、ツイッターなどでちょぼちょぼ呟いてましたが、Kleerがapt-Xよりもずっと無線LANにも強いし、非apt-XなBTのような笑っちゃうような遅延も起きないことをTDKTH-WR700で確認したけど、密閉型というのもちょっとしんどいなと思い、奮発してSENNHEISERRS180を買いました。

ヘッドホン端子にもつなげるのですが、テレビのライン出力につなぎました。このトランスミッター自身ライン出力があるので、既にライン出力に機器をつないでいても間に入れることができます。

 トランスミッターがヘッドホン台を兼ねていて、ちゃんと乗せると充電してくれるのですが、16時間。。でも、付属の単4ニッケル水素電池は正真正銘のeneloopだったので、最初は急速充電しました。面白いのは電池は左右のユニットに1本ずつ入れること。それから電池を入れる際にイヤーパッドを外してという、、、。ちゃんとしたヘッドホンなので、イヤーパッドは消耗品で交換可能にするから、そこを蓋にしちゃえ、、、って感じですね。こういう発想って見ると合理的だと思うけど、日本ではあまり見ない気が、、、。

装着感は実はギリギリです。イヤーパッドにはちゃんと耳がすっぽり収まるけど、微妙に耳たぶはパッドに当たるので、もうちょっと大きい耳だとだめでしょうね。あと、ヘッドバンドを最大限に伸ばしてちょうどって感じ(これはTH-WR700でもそんな感じだった)でした。。まぁギリギリだけど快適です。でかいけどオープンエアなので、閉塞感もあまり感じないし。。

音質には不満はないんですが、ボリューム調整が指先だけではちょっとわかりにくい。。あと、ALC機能をオンにすると結構でかくなって、ボリューム最小でちょうどぐらいになるのは、、。まぁ世の中でかい音を鳴らしている人が多いからかなぁ。。残留ノイズのようなものも感じません。これは合格。

まぁちょっと高いけど、映像作品鑑賞も含めたワイヤレスでかつ無線LAN使いまくってます、って向きにはオススメでしょうね。

なお、これより下位機種は密閉型だし、イヤーパッドが微妙に小さいので、ハナから対象外でした。最上位機種RS220にしなかったのは、100g程重いのがやはり、、、。あと、やはりヘッドバンド最大に伸ばすはめになるけど、そうするとトランスミッターに置いた時、イヤーパッド部が下について、ちゃんと充電されないという。。。RS180はそんなことないんですが、、、。

面白かったのはケーブルを束ねるチューブまでついていたことかな。あとクイックガイドは紙だけど、利用者マニュアルがCD-ROMで、PDFでした。。。PC全く関係ない機器なのに。。。ACアダプタのコンセント部分が付け替え可能で色んな形状のがついているのは当然でしょうね。

そんなところかな。

2012年9月30日日曜日

「特撮博物館」雑感

えー、あと1週間ほどになってやっとこさ例の「特撮博物館」に行って来ました。で、ツイッターだと連投しているうちに支離滅裂になりそうだし、訂正も難しそうなので、こちらに書くことにしました。ちなみにそんな高尚なことを書く気はないです。あくまでも一特撮ファンとして思った感想です。苦労された関係者の方々には多少失礼な内容も含まれてしまうかもしれませんが、そこは特撮作品を見る側の思いが暴走していると解釈して軽く流していただければと、、、、。(言い訳を先に書いてどーする:-)

なお、特撮博物館の開催情報は以下のページを御覧ください。

「館長庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」

 でも、日テレがいつまでこのURLを維持するかわからないので、庵野さんの公式ページの告知も貼っときます。

「『館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技』 開催中」


さて、全体を通した素朴な感想を一言で書くとともかく「詰め込みすぎ」ではないかと思います。いや、特撮好きのマンガ家さん等創作業の方々が「4時間は必要」とかいうの見ている時点で予想はしていたのですが、、。

その副作用として、私がツイッターでフォローしている方も言っていたのですが、同時期に埼玉で、年末年始に水戸(私はこっちに行った)でやっていたウルトラマン展の方が良かった感があるのです。やはりそこは展示内容をある程度絞り込んで統制感があるかどうかではないかと思う次第。

私が見た感じでは展示の内容が
  • 昭和の特撮作品の回顧
  • 平成(前期)の特撮作品の回顧
  • 昭和~平成(前期)の特撮技術の解説
  • 昭和~平成(前期)の特撮に使用されたスーツ・ミニチュアの展示
  • 同複製品の展示
  • 「巨神兵東京に現わる」の上映
  • 「巨神兵東京に現わる」メイキングと解説(これは昭和~平成(前期)とは少し変わっている)
  • などなど
といろいろあり過ぎてかえって焦点がぼやけているかなという印象を受けた次第。特に巨神兵の映像上映は浮いているかなと思いました。人の流れも止めちゃうし。「特撮」の説明なら既存作品でのメイキングもあったりしたので、新たにここでしか上映されてないものをというのはわかりにくい。(客寄せなのかもしれないが、それでよってきた客は果たして目的にあっているだろうか?)

いや、要らないものがあるという意味ではなくって、どちらかと言うと特撮の常設展があって、それに時々企画展がという方式でそれぞれあるといい感じになるとは思うんですけどね。いや、そう思う人が一杯出てきて、予算などの確保もできて常設展が実現できればいいとは思うんですけどね。それができれば時々ワークショップで自分で特撮してみるなんてのもあるといいなぁとか。。

上の項目によっては人の流れ方も随分違うので、一気にやったのが混雑にもつながっていると思うんですよね。

あと、私は借りなかったのですが音声ガイドも時々「これ長い」とつぶやいている人もいましたから、そっちも詰め込み気味だったのかも。。。。

で、気づいたのは昔から言われる「オタクは相手をよく見ずに自分の話したいことを情報過多気味にまくし立てる」ってのを地でいってないか???という連想。。。
 まぁ、それは半分冗談としても。。。

まぁ、確かにチャンスが少ないので、そこに詰め込んでしまう気持ちはわかりますが、果たして本当に訴えたい相手にそれで伝わっているのだろうか?と心配になった次第。

多分、今回の展示は私のようにノスタル爺ぃばかりではなく、特撮に思い入れとかが薄い人に訴えるのが目的かなぁと思うのですが、これでは「引かれてしまう」のではないかと、、、。

私の周辺の20代前後と思しき若人(男性)には、

「(第1作のスチル等を見て)ゴジラってそんな昔にやってたんだ」
「(35mmシネカメラを見て)これって8mm?」(フィルムのシネカメラ=8mmと思い込んでいる風、35mmが何を表すかが分からなかった模様)

なんてことを連れと話しているのがチラホラと。。

一方同世代な女性はモスラとか出てくるキャラをある程度把握している風(でも特撮技術にはどうなのか?)。。。

でも、ミラーマンとかジャンボーグ9(正確にはウルトラマンシリーズ以外のヒーロー)には「なにこれ?わかんない」だったり、、。

一方、最後に主要作品シーンを編集した映像のところで、怪獣の名前を全く間違えず言ってのける小学生(親がギリギリ特撮世代?)がいたりと、、、、、。

これは今の20代が親になって、その子供だと、、戦隊物と(既に全然違うけど)仮面ライダーシリーズしか、、、。

と書いてわかったが、戦隊と仮面ライダー関係のがすっぽり抜けている。最後のコーナーの玩具展示にはライダーはあったけど。

しかも、今はオプチカルプリンターは使わずにコンピュータ処理しているのに、CG関連技術の解説があまりない、、というか「こうやってます」という絵はみせるけど、本当の技術解説はどうなんだろう?音声ガイドでやっても限界あるしなぁ。。。

ミニチュアやスーツを使う特撮とCGの住み分けの今後みたいな展望も本当は欲しかった。ノスタルジイだけなら新作(巨神兵)はいらないことになるしねぇ。。

うーん、うまくまとめられませんが、、、。今の若い人はこの展示を見ると「うわー、昔は色々色々苦労してやってたんだねぇ」という印象しか残らないという危惧が、、、。

で、こう書いていて気づいたんですが、この展示、特撮に思い入れのある立場の主観が先に立っていて、客観的な視点を感じられなかったのが「博物館」としては最大の問題かも?。つまり、特撮ファンとか特撮で飯食って来た人ではなく、「映像作品を専門とする学芸員」によってCGなどとの対比も込で構成してみるとどうなるのかが興味深いですね。

追伸: ピープロのミニチュアやマスクの類が結構良い状態で残っていたのが印象的でしたねぇ。。

JRAからの手紙(地方競馬発売開始)

えー、たまにはこっちにも書かないとね:-)

というわけで、標題の通り、今日帰宅したらJRA(日本中央競馬会)から手紙が届いていました。宛先としては「電話・インターネット投票会員」ですね。

そう、先日発表された「JRAのインターネット投票システムを活用した地方競馬の勝馬投票券の発売について」の件ですね。

いよいよ始まるので、会員に正式にお知らせを送ってきた次第。ちなみに詳細は以下のようにWebにも公開されています。9月28日付で。

「インターネット投票での地方競馬の勝馬投票券発売が10月2日(火)にスタート!」

残念ながら、私は即PAT会員ではないので、現実的には土日開催のものしか買えません。例えば岩手競馬(盛岡、水沢)は原則として土日開催なので買えますが(府中でも発売コーナーがあることで有名:-)、南関東については土日開催はかなり例外的なので、ほとんど買えない。まぁいいけどね。土日以外も買いだしたらキリがない。休日だからいいわけで。

もっと残念なのはツイッターにも書いたけど、発売する地方競馬は平場の(既にアラ系は無くなったらしいのでサラ系の)ものだけということですね。

そう、土日(月)開催の地方競馬といえば、ほら帯広の「ばんえい競馬」 があるはずなんですけど、含まれてないんですよ。。(あ、明日は「岩見沢記念」があるんだ。私が初めて生観戦したばんえいは岩見沢競馬場でした。。。)

是非、これも発売して欲しいなぁ。地方競馬のネット発売なんかは統一されていると思うので、技術的に難しいとは思えないんですけどね。
(それにJRA的にも競合しないし:-)

まぁ、当面はグランドシチー君が参戦するような交流戦があれば買うって感じにとどまるかなぁ。

2012年2月28日火曜日

エンドユーザには多分謎なtwitterの仕様?

学生さんとミーティングしている時に、ふと脱線して言っていたことを改めて、まとめてみます。

twitterってもともとシンプルが命だと思うんですが、でも内部の機構を理解していないとわかりにくい部分がいくつもあると思う次第。で、以下に列挙しましょう。

  1. Replyには内部リンクがあってTLへの表示に影響します。リプライとしてツイートするとそのツイートには内部的にリプライした元のツイートへのリンク情報が入っています。多くのクライアントはそれを「In reply to…」のように表示したり、そのリンクをたどれるようになっています。 で、通常TLには自分がフォローしてない人宛のリプライは表示されませんが、それは(1)ツイートの先頭に@付きでフォローしてない人のアカウントが指定されている場合、以外に(2)内部リンク先のツイートが自分がフォローしてない人のものだった場合、もあることです。で、公式Webやクライアントによっては先頭が@なんとやらでなくてもリンク情報つけてしまうので、@なんとやらで始まってなくても見えないとかいうことが起きる次第ですね。
  2. @なんとやらで書くアカウント名は、実はユーザIDではなくscreen_name(表示名)で変更ができます。ユーザIDは内部的に別にあって、一回登録したアカウントでもこの名前は変えられるのはプロフィール編集ページで分かると思います。で、問題は表示名を変更するとツイート内に書かれている「@表示名」の方は変わってしまうので、それまでのものが繋がらなくなるということが起きるのですが、ユーザIDとしては変わってないので、フォロー関係などは維持されているし、もちろん上記のツイートの内部リンクも残っています。これはややこしい。なので、フォロー関係も一切リセットしたい場合は、ユーザ登録を改めてやり直さないとこの名前の変更だけではできないということですね。
  3. 過去のツイートはシステムから削除されているわけではなく、今のところ全部残っています。3200件というのはツイートをさかのぼって連続して取り出す際の上限なだけです。ツイートのID(番号)さえわかれば取り出せる次第。まぁ問題はその番号をどうやって記録するかですが。例えば、私のツイートは既に万を超えていますが、最初のツイートはhttp://twitter.com/tsaka1/status/6205172765で取り出せます。逆にいうと自分で取り出せないからと思っていると他人はちゃんと取り出せるということになるかも知れません。過去がなかったことにはならないのでご用心というわけですね。(米国議会図書館での保存のことは別問題)
  4. 特定の一つのツイートを指定するURLですが、上記の形式の他、https://twitter.com/#!/tsaka1/status/6205172765のような形式も使えます。問題はこのうち表示名の部分は別に誰の表示名でも良いことですね。上の例で言えば、http://twitter.com/sakalabLectures/status/6205172765と指定しても同じツイートが表示されます。#!付きも同様にhttps://twitter.com/#!/sakalabLectures/status/6205172765でもOk(?)です。なので、そのツイートが誰が書いたものかはURLだけでは判断できません。リンク先のページを見て判断する必要があります。なので、こんなhttp://twitter.com/tsaka1/status/20こともできます(良い子は真似しないように:-)
とりあえず目立つのは以上かな。OAuthのこととかもあるけど、単体として気になるのはね。ちなみに「世界最初のツイート」についてはWikipediaを参照しました→http://en.wikipedia.org/wiki/Twitter#cite_note-Dorsey2006-13